弱かった股関節に負担をかけずにできる運動「骨盤足踏み」

いつ股関節が外れてもおかしくない状態

大阪府にお住いの瀬尾良子さん(仮名・51歳・オペレーター)は、生まれつき股関節が弱く、思うように運動ができないことが悩みでした。「先天性股関節脱臼」と診断され、医師からは水泳以外の運動を止められていたのです。しかし、瀬尾さんは水が苦手で、水泳はできませんでした。

高校生のとき、ややポッチャリ体型が気になり、ダイエット願望が出てきました。けれども、運動ができないので、食事制限をするしかありません。そして、無理な食事制限の結果、リバウンドをくり返すという悪循環に陥りました。

最近は年齢とともに、股関節周りに筋力の低下を実感していました。長時間歩いたり、少し走ったりすると、股関節に痛みが出て、しばらく動けなくなるのです。病院では「いつ股関節が外れてもおかしくない状態。次は手術しかない」といわれてしまいました。

なんとか、股関節に負担をかけずにできる運動はないものかと考えていたとき、偶然知ったのが、納富亜矢子先生が紹介していた「骨盤足踏み」です。

おなかから太ももまでピンポイントでやせた

骨盤足跨みはいすに座って行う運動なので、股関節に負担をかけずに、股関節周りの筋力が鍛えられるのです。
瀬尾さんは、「これなら私にもできる!」と思い、去年の夏から始めました。最初は太ももを上げるのがけっこうきつく感じました。それでも、10日も続けると、楽にできるようになりました。

まとまった時間が取れないので、暇を見つけて1回10~15分ほど行っています。だいたい、1日に合計で1時間は行っているでしょうか。

毎日、体重やウエスト周りを測りましたが、変化が出てきたのは、始めてから半月後のことでした。毎日少しずつ、体重がへっていったのです。

気がつくと、47・8kgあった体重が、1カ月後には2・4也kg減。ウエストはなんと、9cmへっていました(身長は153cm)。

さらに、ヒップは4・5cm、太ももは5・5cmへっています。

瀬尾さんはおなかから太ももまでがポッチャリしていて、自称「真ん中デブ」でした。その部分がピンポイントでやせられたのです。目標にしていた、ピタッとしたTシャツを着られるようになり、ベルトの穴は三つも縮まりました。以前は、歩くとすれていた太ももの間に、すきまができたこともうれしかったです。

お菓子を食べてもリバウンドしない!

瀬尾さんは骨盤足踏みを始めた当初、「お菓子は食べない」「夕食は主食を抜く」など、ある程度の食事制限も行っていました。骨盤足踏みと食事制限で、体重は最終的に44kgまで落ち、トータルで3・81kg減。そこで試しに、食事制限をやめて、骨盤足踏みだけやってみたところ、体重がふえなかったのです。

しかも、お菓子も食べるし、夫から心配されるぐらいの量の食事をとることもあります。

かつてのダイエット中に、そんなことをしたら、とたんにリバウンドしていたでしょう。

瀬尾さんは骨盤足踏みを始めてからは筋力もつき、歩くのが楽になりました。股関節が安定し、今までなら、エスカレーターを使っていたところでも、階段で上れるようになりました。

太ももがしっかり上がるようになったのか、何もないところでつまずくことがなくなりました。ダイエットはもちろん、筋力強化にも、骨盤足踏みはとても役立っています。

芦屋美整体副院長 納富亜矢子先生の解説

股関節が弱いからといって動かさずにいると、股関節周りの筋肉がより一層衰えるため、体への負担が大きくなります。そこで、大事なのは負荷をかけずに股関節を動かすことです。

座骨を支えにして足を持ち上げる骨盤足踏みは、少ない負荷で股関節を動かせるので、瀬尾さんのようなかたに最適です。

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