体を温め冷え性を改善し血液をサラサラにしてくれる「ショウガ紅茶」

血行が悪いとさまざまな不調を招く

「いつも手足が冷たい」「周りの人より厚着をしても寒い」というかたはいませんか。いわゆる冷え症と呼ばれる症状ですが、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生は、現代人が患う病気や不調の根本原因は、体の冷えだと考えています。

体が冷えていると血管が収縮し、血液循環が悪くなって、全身に血液が行き渡らなくなります。すると、体はさらに冷えて、血行もますます悪くなるという悪循環に陥るのです。

血行が悪いと、老廃物の代謝もスムーズに行われなくなるので、血液はドロドロした状態になります。すると、血管への負荷も大きくなり、血圧上昇の原因になるのです。さらに、血液は全身の細胞へ栄養素を届ける役割もあるので、臓器の働きも低下して、さまざまな不調を招きます。

その場で体がポカポカと温かくなるのを実感

そのような状態から脱するには、体を内側から温めて体温を上げ、代謝を活発にする必要があります。その方法の一つとして石原先生がお勧めしているのが、ショウガ紅茶です。

作り方はいたって簡単。温かい紅茶に、おろしたショウガを加えるだけです。ショウガの分量はお好みでけっこうです。ショウガが多いと辛くなるので、最初は、少量から始めてみてもいいでしょう。

もし飲みづらいと感じたら、甘みを加えるために、黒糖を足してもかまいません。黒糖は、ショウガ紅茶と味の相性がいいのはもちろんのこと、白砂糖よりもミネラルやビタミンを豊富に含んでいるのでお勧めです。

ショウガ紅茶を飲むと、その場で体がポカポカと温かくなるのを実感されると思います。毎日継続して飲むことで、冷えが解消し、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの血管系疾患の予防・改善効果も期待できます。まさに、家庭の良薬といえます。

ショウガは体の中から体温を上げる

では、なぜショウガ紅茶を飲むと体温が上がり、血行促進につながるのでしょうか。その理由を詳しく説明しましょう。

ショウガは、皆さんもよくご存じのとおり、体を温める代表的な食材です。その主役は、ジンゲロールとショウガオールという二つの辛み成分です。

ジングロールには、血行を促進して、末梢血管を広げる働きがあります。そのため、手足がポカポカと温かくなります。カゼなどで高熱が出てしまったときには、発汗作用を促し、解熱してくれる働きもあります。

一方のショウガオールも、ジンゲロールに負けず劣らずの体温アップ成分です。ジングロールとの違いは、体の内側から熟を作り出す点です。内臓の働きを高めて、体の中から体温を上げるので、冷えの改善に大いに効果を発揮してくれます。

むくみやすい人には最適の飲み物

ショウガのように体を温めてくれる食材を、東洋医学では陽性食品といいます。紅茶も、同じ陽性食品です。反対に、体を冷やす食材のことを陰性食品といい、緑茶やコーヒーがそれに当たります。

紅茶は茶葉を発酵させる過程で、陰性から陽性に変化するのです。世界的に見ても、寒い国ほどコーヒーではなく紅茶を飲んでいると思いませんか。それは、理由あってのことだったのです。

紅茶の利点は、体を温めてくれるだけにとどまりません。抜群の利尿作用があるのです。紅茶は、体にたまることなく、どんどん尿として排出されるので、むくみやすい人には最適の飲み物です。尿といっしょに老廃物も排出され、血液もサラサラにしてくれます。

これらの相乗効果により、体が芯から温まり、血行促進に大いに役立つというわけです。

いつも緑茶やコーヒーばかり飲んでいる人は、今日からぜひショウガ紅茶に替えてみませんか。体質が変化するのを実感されるはずです。

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