病気にならないためには「小食」が大事

まず間食・夜食を止める

回生眼科院長の山口康三先生は、目の病気を治療するために、患者さんに必ず生活習慣の指導をします。大きなポイント
は次の四つです。

・少食

・十分な水分摂取(1日に1・5~2リットル)

・運動(1日に1万3000歩以上歩く)

・早く寝る(遅くとも午後11時までに就寝)

「少食」のポイントは、まず間食・夜食を止めること。「おなかいっぱい」と感じる手前の、腹八分目で終えること。食事の回数はできれば「昼・夜の1日2食」にすることです。

私たちの体は本来空腹に強い

私たちは、現代栄養学の影響で「食べないと体に悪い」という観念を刷り込まれています。午前中の活動エネルギーを確保するため、朝食を取るべきであるというのも、その一つです。

しかし、人類の歴史は一日の大半を空腹で過ごした飢餓の時代のほうが圧倒的に長く、3食おなかいっぱいになるまで食べるような状態は、せいぜいここ数十年の出来事。人類史上、きわめて異例な事態です。

そもそも私たちの体は、空腹には強く、空腹状態が続いて血糖値が下がると、血糖値を上げて体を活動的な状態にするホルモンが5種類(アドレナリン、グルカゴン、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン)も備わっています。

ところが、満腹になって血糖値が上昇したとき、それを下げるために分泌されるホルモンはインスリンだけ。満腹状態が多くなるとインスリンが出る機会が増え、すい臓が疲弊して、ついにはインスリンを出せなくなり、糖尿病になります。

目の血管を見れば全身の状態が分かる

私たちの体は、食べ過ぎに耐えられません。食べ過ぎの習慣は、全身の血行を悪くする一因で、それはまた、目の血行も悪くし、全身の病気はもちろん、目の病気を引き起こす要因となります。

目は体の中で唯一、血管を血液が流れている様子を、じかに顕微鏡で観察できる臓器です。眼底検査で目の血管を見れば、動脈硬化の進み具合がわかり、高血圧など全身の病気、さらには、その人の生活習慣やストレスの状態も推測できます。

実際、眼底検査で問題のある患者さんの生活習慣を詳しく聞くと、食べ過ぎ、運動不足、ストレス過多、便秘などの傾向があることがわかります。

→食べ過ぎることで病気になりやすくなる

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