なぜあごを引く姿勢が大切なのか

あごと骨盤の傾きでバランスを調整している

あごを引き、骨盤を立てると、体は、ゆがみのない姿勢になります。

すると、血液の循環がよくなり、内臓の圧迫も取れるので、心肺機能や消化機能も高まり、代謝も上がります。この姿勢が習慣になると、腰痛や肩こりなど、慢性的な体の痛みも取れていくのです。

では、なぜあごを引くことが大切なのでしょうか。

あごの位置と骨盤の傾斜は、連動しています。あごが上がり、頭が前へ出ると、骨盤は自然と後ろへ傾きます。

反対に、あごをグッと引くと骨盤が起きて、頭が胴体の上にきっちりと乗りきす。これは、頭の重さで転倒しないように、体があごと骨盤の傾きでバランスを調整しているためだと考えられます。

試しに、イスに腰掛けて上体の力を抜き、あごを上げてみてください。骨盤が後ろへ傾き、背中が丸まりやすくなるのがわかるはずです。

あごを上げた姿勢は万病のもと

この姿勢はらくなように出見えますが、上体の重さを骨で支えられないため、背面の筋肉が緊張します。

長く続けると、首や腰周辺の筋肉の負荷が増すため、首や肩のこり、片頭痛、腰痛などを引き起こします。

また、骨盤の後傾によって、骨盤内の臓器の位置もずれるため、消化器系や泌尿器系、生殖器系への影響も考えられます。

ほかにも、あごが上がると、舌の筋肉が緊張し、下あごが下がって口が開きやすくなり、口呼吸になります。

口呼吸は、取り込める酸素の量が少ないため、呼吸の回数が増えます。浅くて速い呼吸を続けていると、交感神経(活動時に働く神経)が活性化して、ストレスへの耐性が下がったり、不安や緊張が増したりします。

さらに、首の一番上の骨である頚椎1番がずれると、自律神経失調症に陥りやすくなります。うつ病も、首のこりが関係していると考えられます。

このように、常にあごが上を向いた姿勢でいると、万病を引き起こすおそれがあるのです。

→あごを引くと血液の循環がよくなり、代謝が上がる

→体がどんどん変わっていく「あごを引くポーズ」

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