ストレートネックの改善や予防に有効な「あご押し体操」

現代の日本人は特に注意が必要

現代は、歩く時間が極端に減り、筋力が衰えて姿勢が悪くなっていく一方で、パソコンやスマートフォン、携帯電話を使う時間が長くなり、うつむき姿勢で首を前に出す機会が増加しています。

「首や肩をいくらマッサージしてもらくにならない」という人は、不調の根本原因がストレートネックであることを疑ってみてください。

今回は、ストレートネックの改善や予防に有効な「あご押し体操」をご紹介します。

あご押し体操は、あごの先端に指を当て、頭と首を後ろの方向へ押す体操です。

仕事や家事の合間などに

ポイントは、二つあります。一つめは、肩の位置を動かさず、頭と首を水平に後ろヘスライドさせるようにすること。

二つめは、少し強めに押し込むことです。このとき、首の後ろが伸びた感覚があるとよいでしょう。

うまくできないと感じた場合は、壁やイスの背もたれに背中をつけ、肩の位置を動かさないようにして行うと、コツがつかみやすいはずです。

口を開けた状態で行うと、あごの関節だけを動かすことになり、矯正効果が現れません。しつかり口を閉じて行いましょう。

あご押し体操は、1日に何回行っても構いません。仕事や家事の合間などに、最低でも1日1回は実践しましょう。

頚椎症や首のヘルニア、ムチウチ症がある人も、無理のない範囲で行ってください。

五十肩が改善しうつ痛から解放された

整形外科の治療院の患者さんたちは、ストレートネックを治した後、見違えるほど元気な生活を送っています。

首のこりや痛み、頭痛などの不調が消えたのはいうまでもなく、胸郭出口症候群(鎖骨周辺の神経・血管が圧迫されることで、首や肩の痛み、腕や手のしびれが現れる病気)や、五十肩にも改善効果があります。

紅白歌合戦に何度も出場している演歌歌手もいらっしやいました。彼女は、うつ病にずっと悩まされ、薬をいくら服用しても改善効果が見られなかったのですが、ストレートネックと全身の姿勢を治した後、「うつ痛からついに解放された」と喜んでいました。

一般に、ストレートネックは関節が柔らかい女性や子どもに多く見られます。一方で男性は、ストレートネックになりにくいものの、異常に気付いたときには状態がかなり悪くなっているケースが多くあります。

いずれにしても、早く対処するのがいちばんです。あごを押す習慣を身に付けて、健康な体づくりに役立ててください。

→新たな国民病として注目されている「ストレートネック」

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