新たな国民病として注目されている「ストレートネック」

全身の不調を招くストレートネック

首のトラブルにはさまざまな種類がありますが、近年、新たな国民病として注目されている症状があります。

首がニュッと前に突き出した、「ストレートネック」です。

人間の首の骨(頚椎)は本来、ゆるやかにカーブしています。そして、このカーブのおかげで、体重の約10%もある重い頭を効率的に支えています。

しかし、首が前に出た姿勢を続けていると、頚椎のカーブが失われ、まっすぐなストレートネックになってしまいます。

整形外科の治療院には、首や肩、腰やひざなどの痛みを抱えた患者さんが、1日に多数来院します。

実は、そのほぼ100%に、ストレートネックの症状があります。

「たかが首が前に突き出たぐらい、気にする必要はないでしょう」。そう考える人もいるかもしれません。

しかし、それは問違いです。ストレートネックを放っておくと、あらゆる不調につながる可能性があるからです。

うつ病に進行することも

まず、頭の重みをうまく分散できなくなるため、頚椎や首の筋肉に大きな負荷がかかります。こうなれば、首や肩のこり、張り、痛みが現れるのは当然です。

しかも、首の筋肉が常に緊張しているため、その周辺にある血管や神経にまで大きな負担がかかり、結果として耳鳴り、めまい、頭痛(緊張性頭痛)などが起こりやすくなります。

また、頚椎の骨と骨の間の椎問板が圧迫されて突き出し、首のヘルニア(頸堆堆間板ヘルニア)になるケースもよく見られます。すると、首だけでなく手までしびれるようになり、握力低下を招くこともあります。

さらに状態が悪化すると、しびれが足に出たり、排尿のコントロールが効かなくなったりする頚髄症(けいずいしょう)や、うつ病に進行することもあります。

→ストレートネックの改善や予防に有効な「あご押し体操」

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする