「耳ひっぱり」を毎日続けることで、耳と脳への音の刺激が習慣的になる

ほうれい線が濃いと耳も下がっている

年を取ると、ほおやお尻など、体の肉が垂れ下がってきて、耳の位置も低下し、耳の穴の形も変化してきます。

耳の位置は、1cm程度下がるといわれています。この影響で、音の通り道は折れ曲がり、音の入り口である耳の穴もいびつに狭くなるため、音が聴神経にストレートに伝わりません。この構造上の変化から、音が聞こえづらくなるのです。

ほうれい線がくっきりと出ている人は、耳が下がった結果と見ていいでしょう。

そんな人が耳ひっぱりを行うと、聞こえがよくなると同時に、ほおが上がってほうれい線が薄くなるアンチエイジングの効果も期待できます。

ひっぱるだけで聞こえは2倍になる

ここで試しに、「耳ひっぱり」を行いましょう。音が大きく、クリアに聞こえるはずです。耳ひっぱりで耳の穴が大きくなり、外耳道もまっすぐになるからです。

耳ひっぱりでどれくらい聴力が回復するのか、実験したことがあります。

鼓膜の前に小さなマイクを置いて聴力(耳の感度)を測ってみると、耳ひっぱりで通常3~5デシベル程度は上がります。

一例では、耳を上にひっぱると聴力が6デシベルアップしました。6デシベルアップとは、つまり聞こえる音の大
きさが2倍になったのです。

後方に耳をひっぱると、400ヘルツ比以上の高い音の聞こえがよくなることも確認できました。

雑音を拾いにくくなる

また、耳ひっぱりを行うと耳全体の柔軟性が増し、雑音を拾いにくくなります。加齢で耳が硬くなると、雑音を拾いやすく、聞き取りを悪化させるのです。例えていえば、強風で勝手に開いたり締まったりしている硬い木のドアは大きな音を出します。これが柔らかなスポンジ製のドアならば音は出ません。

生川先生自身は、リラックスするために就寝前、耳ひっぱりを必ず行っています。血行のよくなっている起床時や風呂上がりに行うこともお勧めです。

耳ひっぱりによる聴力アップの効果は、一時的なものかもしれません。しかし、毎日続けることで、耳と脳への音の刺激が習慣的になり、長期的な効果に変わっていきます。継続して行うことをお勧めします。

→中高年になると難聴や耳鳴りは誰にでも!「耳ひっぱり」で難聴の進行を防ぐ!

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