1日2杯の「タマネギ紅茶」でガンの発症・進行をくい止める

量が多く吸収も速いタマネギのケルセチン

ガンの発症には、三つの段階があります。正常細胞のDNAが傷つけられてガン化するイニシエーション、それが増殖するプロモーション、転移・進行するプログレッションです。

ケルセチンは、イニシエーションの段階では、活性酸素を抑えて発ガンを阻止します。プロモーションの段階では、ガンの増殖を抑制するNK細胞やマクロファージを活性化し、プログレッションの段階では、ガン細胞を攻撃するT細胞やキラーT細胞を活性化します。

このように、三つの段階のいずれにも作用して、ガンの発症・進行をくい止めるのです。

タマネギと胃ガンの関係で、オランダが発表した、有名な研究があります。55歳~69歳の男女12万人を3年間追跡調査したところ、タマネギを1日2分の1個以上食べる人は、食べない人に比べ、胃ガン発症リスクが半分以下に抑えられることがわかったのです。

ちなみに、ガン予防には、1日に中くらいのタマネギを2分の1個、高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病予防には、4分の1個食べるとよいとされています。

ケルセチンは、リンゴ、レタス、お茶などにも含まれています。しかし、圧倒的に量が多いのがタマネギで、中1個(約200g)に60~100mg含まれています。

タマネギのケルセチンは、量だけでなく、質的にも優れています。体内での吸収がきわめて速く、長く血中にとどまっており、血中濃度も高いのです。ですから、くり返し取ることで血中に蓄積され、高い効果を発揮します。

加熱しても成分は壊れずかえって抽出されやすい

ケルセチンは、加熱しても壊れません。むしろ、加熱によって水に抽出されやすくなります。ですから、ケルセチンの多い皮を煎じた「タマネギ紅茶」にも、タマネギと同じような効果が期待できます。

量的には、ケルセチンを1日5~20mg取ればよいので、よく煮出したものを、1日コップ2~3杯程度飲むといいでしょう。空腹時に飲むと、ケルセチンの吸収がさらによくなります。余分なケルセチンは尿中に排泄されますから、飲み過ぎによる害はありません。

これまでの研究から考えると、タマネギ紅茶は、高血圧、脂質異常症、糖尿病性合併症、動脈硬化、ガン、炎症・感染症、アレルギーなど、活性酸素が関与する病気のリスクを減らす可能性があります。

ですから、タマネギを食べるとともに、皮もとっておき、タマネギ紅茶として利用すれば、健康効果がより高まります。ぜひ活用してください。

→世界中で認められているタマネギのすばらしい健康効果

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